Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

何かが終わり、何かがはじまる。

 職場の人事異動。大きな変化はない。自分のポストも変わらない。あまりにも変化がなくてつまらない。新しい人が入ってこないといつまでも一番下。加えて席替え。所長のそばに移動となる。後ろからつねに所長から見られているような状況。本当に最悪である。文句を言う訳にもいかず。ぐっとこらえる。
 一年が終わる。自分のなかで何かが変わって、何が変わっていないのか。自分自身の直感を信じていこうと思う。

 昨日午前休暇で『さくらん』。シネクイントの対応にムカつく。トイレに行くためにロビーに出るときにチケットを忘れてしまう。「チケットが必要です」と指摘を受ける。「あ、そうだ」と思いつつ、考えごとをしていたために動きが止まってしまう。そこに同じ係員がもう一度「チケットが必要です!!」と語気を上げて注意を受ける。2回目の指摘にカチンとくる。とても事務的な印象。サービス業としても失格だと思う。こういう対応しかできない映画館が映画を大切にできるとは到底思えない。もう行きたくない。それくらい映画館の対応って大切なんだと思います。

 それとは別に『さくらん』自体はとても丁寧に作っているように思いました。女の自立をきっちり描いていることに好感を抱きます。情勢が女性の自立を描くとこうなるんですね。女性を理解するにはとても勉強になります。個人的な趣味を言えば、時代劇にしなくてもいいんじゃないかと思いました。現代劇でこの主題を取り切ったならば、この監督は凄いことになると思います。次の作品を見てみたいと思わせたのでいいんじゃないでしょうか。