通い初め

　午前中から昼間では実家へ。実家の煮物の味を食べると正月だという気持ちになる。運転していたためにお酒はなし。息子の自転車も持っていき、０メートル地帯という地の利を生かして走る。

　夕方からはシネマヴェーラへ。今日からの開館だか結構な入り。正月にゴダールをみる人がこんなにいるんだなと思う。ゴダールはまだまだ生きているんですね。『彼女について私が知っている二，三の事柄』を観る。解釈を許さないイメージの連続。よく分からないけれども頭が冴えてくる感じがあった。不思議な感覚だった。ただ浴びるように観ればいいのだと思う。

　マイケル・バリント『治療論からみた退行』に取り組む。基底欠損という概念をちゃんと自分の物にしたいものです。