Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

駆け込み。

 更新が止まる。別に忙しかったわけではないけれども。映画館へ行くことを中心に過ごしていました。

 金曜日の夕方は時間休を取って『ありがとう』。プロデューサー名で観たくなる唯一の存在である最新作。阪神大震災を直接に取り上げた実話に基づくフィクション。前半は地震、後半はゴルフとはっきり分けることができるが、ゴルフシーンが少ないことがこの映画のいいところだと思う。ゴルフシーンを見せるのではなく、そこで頑張っている人を描こうとしている点は評価していいと思う。空撮がとても印象的で、これは天使の視点ではないかと思った。映画の日であったにもかかわらず入りは寂しい印象だった。

 土曜日は保育園の文化祭。成長を確認する時間になっている。ミニコンサートに耐えることができないのは遺伝か。そそくさとムシキングへ消える。夕方は母子は保育園の飲み会。私は『父親たちの星条旗』。今週末までなので駆け込み鑑賞。一枚の写真がいかに政治的に利用され、人々を破壊させるのかが丁寧に描かれている。分かっていも愚行は繰り返されてしまう。地震に戦争。休みの日に観るには重い作品だった。でもやっぱりちゃんと観ておかないとね。知らないと何も考えることもできないので。年間50本というノルマクリアはちょっと難しいかも。忙しさを理由にしてはいけません。

 日曜日は出勤。とても感じのよい施設。宿泊訓練部屋を確認。こういう施設がもっと増えていい。出張先そばのラーメン屋にて遅いランチ。さっぱりでもコクが十分のスープに満足。週末自宅で仕事をしているのでやっぱり忙しいということなんだろうと思います。

 教育再生について追記。教育再生は必要。でもそれは「学校」を再生することと一緒ではない。「学校」をいろんな意味や期待から解放させてあげることが必要なのではないか。「教育」と「学校」を別に思考すること。みんな「教育」を考えているはずなのに「学校」を語ってしまう。そこに言説の病理があるのではないか。