バランスが崩れている。
わが業界のカリスマの研修会。実務から大学人に転職されている。実務のときに一緒に仕事をしたかったというのが私の感想。虐待防止のフロンティアであることは間違いのでリスペクトするけれども、大学人としての発言は切れ味はイマイチ。私がつねつね問題視しているケースをベラベラしゃべるという行為をしていたので半分冷める。実務と大学人の間には何か深い深淵があることだけは間違いない。みんな無自覚に飛び越えすぎ。
そのあと定例の連絡会に参加。ここでも「重い」ケースを各自ベラベラしゃべっている。単なる興味本位の域を出ていないと本当に思う。本当に病んでいる。
あまりにムカついたので帰りに本屋へ。青山真治『雨月物語』黒沢清『黒沢清の映画術』立岩真也『希望について』を衝動買い。こういうふうに無理にでもバランスをとらないと人間がダメになります。