医学は医学

　金曜日は読書会。土曜日は横浜で開催されたシンポに参加。ゆさぶられっこ症候群についてアメリカの合衆国の権威のプレゼンテーション。プレゼンが非常に明快でとても参考になる。日本では虐待に対応できる医者が決定的に少ないということを知る。そのなかでもレアな症候群であるゆさぶられっこ症候群はこれから認知されていくのだろうと思います。
　とはいえ医学は医学だという感想を持つ。家庭のなかで何が起こったのかなんて誰にもわからない。社会のなかで生きているという事実もまた重い。医学に対する盲信にも気をつけないといけない。医者と対等なやりとりをするためには医学のことも知らないといけないけれども、医学は医学であると自分を納得させる。

　ＣＤＲＯＭの無料配布があったり、問題共有という意味でアメリカはほんとうにすごい。自宅では読む気にはならないけれども職場で改めて勉強しようかと思います。

　坂本賢三『「分ける」こと「分かる」こと」・石原千秋『大学生の論文執筆法』を購入。