Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

暴力は無思考から生まれる。

 月と火は出張研修。月曜日はほごしょへ。火はシステムの研修で秋葉原へ。

 月曜日は久しぶりのほごしょ。一昔に引き戻されたような日課の連続。無意味な日課へ適応させている空気にゲンナリする。職員たちは何の迷いもなく、暴力を行使している。子どもたちも頑張って適応しているからつらい。管理することだけが目的とされている。何も考えていないから、暴力が簡単に発現する。そんな空間で1日過ごしたために具合が悪くなる。こんなことがまだ行なわれていることに唖然。疑問を持つ人はいないのでしょうか。いくら金をかけて改革をしても、結局はそこで働く人が暴力から自由でないとダメだろうと思いました。

 システム研修。ちょっと触っただけでお金がかけられたシステムであることがよく分かる。前の職場のシステムとは大違い。マスターするには時間がかかるけれども、使いやすそうだ。経過記録がすべてパソコン入力であることが嬉しい。秋葉原へ久しぶりに行くが、街の雰囲気が激変。昔のごちゃごちゃした雰囲気がなくなっている。

 帰り道、同じような立場で出向してきている女性と昨日のケアワークの質の悪さについて共有する。お互いにそういうふうに感じる自分の方が悪いという思い込んでいたことが発覚。まずは違和感を共有することからしか始まらない。元気をもらった気がする。この無思考の連鎖には毅然と立ち向かわなければならない。

 昼休みに入谷へ珈琲豆。これがないといい仕事ができない。入谷駅鶯谷駅の間にある手打ちうどんの店で昼食。ふぞいながらコシがあって非常に美味。関西風のダシで一気に飲み干す。