Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

硬くなっていく自分

 読書会。この1ヶ月は長かった。ようやく読書会にたどりついたという感じだ。
 このメンバーと再会して一緒に本を読んでいることがとてもありがたいことだということを再認識した。それくらいいまの研修は人の心を硬くしているように思う。これが官僚というものなのか。洗脳されまいという意志はあるがどこまで抵抗できるのか。抵抗するためには論理が必要だ。
 このメンバーに会えているうちはなんとかバランスがとれそうな気がする。だからこの場をなんとか死守しなくてはならない。帰りの電車でそれを思う。

 本日の研修はロールプレイ。本来のロールプレイが分かっていない講師がやっているので非常に腹立たしく思う。口では偉そうに演説していたが、現実はこの程度のものか。ロールプレイというのはロールを担ったときの感じを丁寧に扱う作業なのに、そのことがまったく理解していない。

 トップの方との懇談会というのも、トップの人たちがたくさんしゃべっていて、あまり効果なし。新任を励ますつもりで企画したというわりには、自分たちがしゃべっている。そして組織論の説教再び。本当に心が硬くなっていく。長くはいられないかもしれないと真剣に思い始めました。

 ランチ。研修所のそばの喫茶店のポークステーが非常に美味。珈琲も悪くない。おばあちゃんの経営。やさしい味にしばし癒される。