Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

現場における知識人の役割

 大学教授先生の研修。名前だけは知っていたがレクチャーははじめて。そもそもこの人の表情にまったく品がない。ブヨブヨしていて脂ぎっている。身体的な問題ではなく、思想的な緩みが表情に表れているように思えた。

 臨床現場における知識人の役割についていろいろ考える。現場という個別の磁場に対して知識人が取るべき役割とはなんだろうかと考えてしまう。自分は現場のことを知っているということを強調する知識人の言説が痛々しい。知識人たちは現場とつながることによって社会的な名声を得たり、自己顕示欲を満たしたりする。かたや現場人は現場にかたくなに拘泥するか知識人への憧れを捨てきれずに知識人の世界へ飛んでしまう。

 知識人たちは現場を利用して自己顕示欲を満たそうとしているようにしか私に見えない。どんなに正義や権利を語ってもダメだ。私にも分かるのだ。
 ほんとうにいやだ。私はいつか知識人の側にいくのではないかと見積もられているようだが、自分を戒める意味でもそういう簡単な道は選ばないとここに宣言したいと思います。