Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

なにかが足りない!

eureka742006-02-22

 昨日は息子のお遊戯会。こういう場には適応しない息子。まあ仕方ない。

 本日は私の休日。渋谷で『THE有頂天ホテル』。この監督の作品はいまいち好きではないけれども最高傑作と言われているので1800円を出して劇場へ。2時間半の長丁場。途中で義理の母より電話。息子の体調悪し。なんとか最後まで見て自宅へトンボ帰り。

 作品のほうはやっぱりダメだった。会話の妙は相変わらずだけれども、映画である必要がないというのが感想。それ以外がやたら貧しいという印象を受ける。やり取りをしている人物たち以外があまりにも貧しい(背景とか他の人物の絡みとか)。そういうのも含めて映画だと思うので、なんか物足りない。この監督はやっぱり脚本家だ。

 この作品に100万単位の人が劇場に行くんだから、日本の映画文化ってやっぱり偏っていると思いますね。テレビの人たちが作っている映画だから、これを映画と呼んではいけないのではない。テレ画とか呼べばいいんだ。配給や宣伝の仕方もテレビを使ってやっているわけだし。

 昼過ぎには39度まで発熱。意外と元気だが、治りきらないままにここまできてしまった様子。まだまだ長引いてしまうような予感。