Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。


 是枝監督最新作。是枝監督は父を描くのが得意だ。『歩いても歩いても』や『そして父になる』は父が主人公であったけれども、今回は不在の父をめぐる女性たちの物語である。


 今回は広瀬すずよりも、長澤まさみのやさぐれ感が印象的である。律儀な長女、それに反発する次女、奔放な三女というやや固定化した姉妹像も気になるけれども、日本の家族を描こうとする是枝監督をやっぱり見続けないと思います。


 長女を長澤まさみにやらせたらどうだったかな。それはそれで観てみたい気がする。


 長澤まさみの存在感が際立つ作品でした。