Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

家族がもう一度暮らすこと

 年度末の家庭復帰を目指している家族がいつくかあるのですが、うまく進むこともあれば頓挫してしまう案件もあります。一度離れた家族がもう一度暮らし始めるというのは本当に大変なことなんだと思います。

 

 私のいまのポジションでは、子どもの立場で考えるしかないので、保護者から嫌われても、不安材料があれば、それをきちんと指摘して、保護者に考えてもらわなくてなりません。それは復帰した後に家族が安定的に暮らしてほしいからです。親子を分離しておきたいだけではないのです。

 

 そういう願いをきちんと伝えながら、保護者と協力態勢を構築できるのかどうかが本当に大事なんだと思います。返すか返さないというやり取りほど不毛のことはありません。