Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

#004

 子どもの虐待死を防ぎたいという思いと、お金持ちになりたいという思いと似ている。両方ともそうなれば嬉しいに決まっているけれども、この二つのフレーズをいくら叫んでも実現することはない。お金持ちになりたいといくら叫んでもお金持ちになれないように、子どもの虐待死をゼロにしたいといくら叫んでも、絶対にゼロにはならないと思うのです。

 

 お金持ちになるためには、その思いを具体化して、原価や人件費やコストをしっかり計算して利益を出すわけです。

 

 同じように虐待死防止についても、同じような具体化が必要だと思うのです。その具体化をこの場で一つ一つ論じていきたいのです。

 

 お金儲けの場合は、コストよりも利益が上回ることができれば儲けることができます。では、虐待死の場合には、どうすればいいのか。それを考えていきたいと思います。