2012-02-26 ■ 三池崇史『逆転裁判』。ただの娯楽映画では終わらせないのが三池作品。前半はあまりの過剰な演出に大丈夫かなと思ったけど、後半からサスペンスの緊張感が高まり、畳み込むような展開に釘付けになる。この後半の展開が本当に観て欲しい画面なんだろう。 同じ作品を堤幸彦が撮っていたら、とんでもない駄作になっていたと思うけど、三池崇史がやると普通の作品までは上がっていく。 息子にはちょっと難しかったかな。検察の偽証なんていう現代的な主題も入っていたりして、立派な社会派サスペンスを楽しみました。