Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

沖縄・戦後子ども生活史

沖縄・戦後子ども生活史

450ページの大著。沖縄という磁場から産み出されるソーシャルワークドキュメンタリーである。野本の仕事はいつも自分と場所と相互作用のなかから生まれてくる。他人が同じことを簡単に出来るとは思えないけれども、どんな仕事を残していくのかを後追いして、凄さを実感することくらいはできるはずである。その凄さを実感しているうちに、自分のなかにもそのエッセンスが知らずのうちに注入されているかもしれない。久しぶりに本を読んで嬉しい気分になった。

『スティーヴィー』ポレポレ東中野。観客は15人くらい。見終わった後、どんな気持ちになるのだろうか。三年ぶりに再会。雑感は上映後に。


『スティーヴィー』終了。フィルムの状態も良い。やはり今回も落涙。時間の風化にも耐える凄い作品だと確信する。今回は主人公の家族よりも、その周辺にいる・いた人のことが気に残った。どうしよもない人のまわりにも人がいて、その人たちが気にかけているのだ。それが生きていることなのだ。また観なくてはいけない作品である。