Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

残酷な現実

朝勉挫折気味。よく眠れるので身体が疲れているのだと思う。でも午前中に原典読み。クレア・ウィニコットの論文集。心が落ち着く。いろんなことがありすぎて時間が足りない。でも一日は24時間しかない。残酷だけどそれが現実。

利用者が一人増えて、ホームの雰囲気が一気にざわめく。お別れの儀式をやっていなかったために大号泣と大混乱の幕開け。夜も納得するまではしばらく見守ることとする。22:30にはさすがに眠くなった様子であった。こういうときにはそっと見守ることしかできない。ヘンに接触を図ると余計に混乱してしまうのだろう。子ども本人が納得するまで待つしかない。働きかけをせずに「待つ」ことを学んだ夜だった。それでも定員の半分。まだまだ先は長い。子どもたちの生活集団が落ち着くまでは大変だ。職員集団も同じだけど。