Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

追憶の路地

 夏季休暇2。父子で実家へ。息子は祖父母と浅草。私は錦糸町で『崖の上のポニョ』。水の描写に徹底してこだわった世界観に引き込まれる。物語の軸は両生類から人類へ進化していくことの可能性と不可能性について。母なる海から飛び出して、人間へと変成していくことによって、能力が限定されていくという結論は、宮崎駿の文明論がしっかり刻まれている。
 文明論はともかくこの水の描写(ポニョの描写自体も水のような感じであり、人間のような感じ)は一見の価値があるのではないかと思う。いい作品だと思う。

 入谷へ出てコーヒー豆。来月に有名なテレビ番組に出るそうだ。明日が撮影だそうで、テンションが高かった。

 移動中に携帯で五輪・野球の結果を知る。期待を裏切る残念な結果。映像はまったく観ていないけれども、「茶室」から出てると勝手が違い途端に萎縮してしまう。相手の懐に入って、それでも勝つぐらいの余裕がほしいものです。日本のプロ野球は極めて閉じられた世界であるということを照明した大会でした。

 夜は実家そばでもんじゃ。やっぱりもんじゃはおいしい。ベビースター、カレー、明太子を一気に食べる。鉄板で焼いたもんじゃはやっぱりうまい。

 下の写真は、私が小学校時代に毎日歩いた路地。狭く感じた。