温故知新
運動会は延期。雨日和で自宅でおとなしく過ごす。
中村雄二郎『臨床の知とは何か』(岩波新書)を読み直す。学部一年生のときに読んで衝撃を覚えた作品。それからの歩みはまさにこれを実践してきたようなものだと思う。読み直してメモを作ることにした。いま読んでも十分に耐えうる。
学部時代に読んだ本のインパクトは比較にならないくらいに強い。それ加えていまは印象が残りづらい。
実践とは、各人が身を以ってする決断と選択をとおして、隠された現実の諸相を引き出すことなのである。
経験のなかでより能動的なもの、つまりとくに意思的で決断や選択をともなうものが実践だ。
現場で安定している人たちへ。簡単に実践という言葉を使わないように。
夜はあら煮。サラダも含めて美味しくできた。
明日は朝8時に学校集合。保護者の参画が求められる。いいのかわるいのか。
- 作者: 中村雄二郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1992/01/21
- メディア: 新書
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