反復する病
激烈な暑さ。洗濯と布団干しの後に部屋の片付け。息子のおもちゃ類を思い切って整理する。捨てるものは勢いよく。
埃を被っているものが多く、第2子が出来たとしても買いなおすに違いない。
もうすぐ勉強机も入れないといけないことを思うとぞっとする。昼過ぎまで一気に進める。
息子のスイミングデビュー。本日の新入りは一人だけの様子で不安げな表情をしている。若いインストラクターが優しく指導してくれたおかげで楽しくできたとのこと。まずは水を戯れること。同年齢でガンガン泳いでいる子もいたけれども、ここで焦らないことが大切なんだろうと思う。横目で見ながらも息子は息子のペースで進んでいけばいいのです。これから土曜日はスイミング通いがはじまります。すこしずつ息子が社会化されていくのは複雑な気分。
夜はトマトジュースとウスターソースで作ったスープとそうめん。薬味はシソとミョウガとねぎ。
その後に単独で外出。息子のポケモンスタンプラリーセブンイレブン編を代行。渋谷周辺を三軒回って、スタンプをゲットする。明日は三軒茶屋周辺へ展開して一気に8つ埋める予定。
その後にイメージフォーラムにて『選挙』。ずっとみたいと思っていた作品にようやく辿り着く。選挙区の舞台は私の昔の職場地域であり、現在の妻の職場でもある地域なので見慣れた光景が続いていく。二時間を選挙期間ように怒涛の流れで見せていく。まったく飽きさせない。
選挙運動をしているたちはみんな「動物」である。同じことを何でも繰り返すとか、縄張りは侵さないとか。人間が動物になっていくその過程を追っているともいえる。動物的な反射神経だけが要求されるのだ。とになくみんな反復している。しかし、生身の人間は反復に耐えることができないけれども、みんな反復する。反復しているうちにそれが当たり前になっていく。そうやって日本は作られてきたのだ。
もし日本の政治を変えたいのであれば、この反復の病への治療薬を見つけるしかない。マニュフェストがその治療薬ではないような気がする。だれもまだこの治療薬を見つけていないのではないか。