Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

とあるパフォーマンス

 マスメディアで一世を風靡したOKのパフォーマンスを体験する。その当時に詳しくはないけれども、一見しても元気な様子であった。やっぱりかっこよくて頭がいい。発言と立ち振る舞いだけですぐに分かる。

 高度資本主義とグローバリゼーションを正面から捕らえた映像とギターの音響によって構築される世界。
 『ダーウィンの悪夢』なんかよりも全然上質である。南米の国々と私たちの生活がいかに直結しているのかを教える。

 最後の語りが凄かった。その場を全否定するような発言と自分で考えろ!という強いメッセージ。言葉がざくざくと胸に突き刺さる。自分の言葉で考えないとダメだ!ということを何度も繰り返している。

 これまではマスメディアを通してメッセージを伝えてきた彼が、一人称で一期一会の強いメッセージを発している。どっちの方が強いのだろうかと思う。彼が後者を選択したことを支持したいと思う。

 3時間近くのパフォーマンスに痺れて帰宅。まだ自分のなかで消化できていない。

 まったく遠い存在であるけれども、全然根拠はないけれどもまたどこかでめぐり合うような気が勝手にした。

 久しぶりに不思議な感覚に襲われる。