人って・・・

　自然に任せていると保守的になるんだ、ということを暇な職場で冷静に考える。そして、人と向き合っていこうとするということは自然に任せていては絶対にできないことだと思う。でもそういうことを考える人は公務員という組織にはいらないのだろうと思う。同僚の恐ろしい電話相談が耳に入ってくる。利用者がかわいそうだとも思う。

　というわけで休暇を使いまくることにする。明日は休暇。映画を３本はしごする予定。夜は人と会う約束。魂は絶対に売らないためには休暇は必要だと思う。

　加藤秀一『ジェンダー入門』（朝日新聞社）を読了。ジェンダーを分かったつもりになっている人にお勧めの１冊。ジェンダーについて久しぶりにまとまった文章を読んだ。大臣がえげつない女性観を披露したいまこそ、しっかり考える機会なのではないかと思います。男性・女性という認識から自由になるための翼のようなテキストである。