Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

観念の病

 息子の体調が悪い。お腹の風邪のようだ。週末の非日常が祟ったのではないかと思う。午前中は妻が休み、午後は交代。看護休暇を取得。季節の変わり目に体調を崩すのは父親譲り。まあ仕方なし。家族が平穏無事であってはじめて仕事できるにきまっている。だからためらうことなく休みを取ります。

 また悲しい事件。施設に預けることすらわずらわしい人々になにができるのか。絶望的な気分になる。

 学校をめぐるいろいろ。〈教育〉という観念が人を殺すのだと思う。〈子ども〉や〈学校〉という観念も同じだ。ただの寒々しい空間なのに、そこに〈学校〉という観念が入ることによって、そこで人は自らの命を奪うまでいってしまう。観念の病ではないだろうか。観念から自由になること。小手先ではダメだ。ほんとうにしっかり考えないとダメだ。