Social Worker's Note

社会福祉士です。現場で感じたことや考えたことを発信します。

核心は語られないままだ。

 11月の上旬に大きな舞台があり、そこに向けてちょっとだけ慌しくなってくる。上司も含めてみんな余裕がなさそうなんですがそういう場面をみればみるほど冷静になっている自分がいるのです。

 「教育再生」に「いじめの対応」。マスコミがヒートアップしている。大事なことは語られないまま大人たちがあたふたしている。核心を語らないから問題はいつまで経っても何も変化していかない。1980年後半にも同様の社会風潮があったけれども、そこから何も進んでいないということだと思う。そして悲劇は繰り返される。

 「教育再生」については絶対に破綻するに違いないと予告。つまらない結論になるに決まっている。子どもたちをどうにかするまえに大人たちが変化するしかない。子どもたちをどうにかしようとするから何も生まれない。理由はそんなに難しくないのに議論がまったく違う方向に向かっている。だから破綻する。

 明日は休暇。体調を崩して喉が痛い。3連休でしっかり治したい