カーニヴァル化する社会
『動物化するポストモダン』の後継。〈動物化〉という概念を詳細に分析した現代社会論になっていると思う。年齢も近いこともあり親近感を感じる。あとがきが非常によくて、どうしてこの本が書くべきだったのかを最初に持ってきてもよかったのではないか。それでも人は家族を営んでいくわけだし、現代社会特有のあり方もあるけれども、そんなに変わらないでいる面もあるように思う。私はたぶん後者のほうに関心があるんだと思う。現代何某論というのに抵抗があるのはそのためだ。でもこの作品は問題を考えるために書かれているので好感が持てる。ひとつまえに読んだ『下流社会』より誠実だと思う。あんな本が売れるんだからこの国は終わっている。
定休日。久しぶりの散髪。息子も保育園を休ませる。息子、就寝中にパンツを脱ぐことを覚える。毎朝起きると下半身丸出し。どうしたものか。
夜は自家製グラタン。まあまあの味。1月前半休みすぎ。後半は仕事をしたい。
待っている書類はまだ届かない。