2005年の5本
一年間で50本というノルマを自分に課しているのですが、今年もノルマをクリア。もっと工夫をすれば稼げていた可能性ありますが、まあ仕方ないです。今年の5本を選びたいと思います。数字は順位ではありません。順位なんてまあ気まぐれに過ぎませんので。
1.山下敦弘『リンダリンダリンダ」
2.ウェス・アンダーソン『ライフ・アクアティック』
3.豊田利晃『空中庭園』
4.ジャ・ジャン・クー『世界』
5.北野武『TAKESHI'S』
一般公開された作品に限定しました。まだまだ挙げたい作品はあるのですが、すぐには言葉が見つからなかった品が残っているような気がします。ともかく劇場に足を運んでたくさん見ることがなによりも大切なんだということを感じます。
1について。公式的には今年は長澤まさみの年だろうけれども、私は前田亜季を押したいですね。これからいい女優さんになっていくと思います。この作品に出た人たちは今後大きく羽ばたくはずなので先物買い的作品になっていると思います。30代の人たちがみたら絶対に泣きます。
2について。こういう作品を撮る日本人監督は現れるのでしょうか。映画ってこんなにヘンでもいいんだと思います。
3について。監督が逮捕されようが、作品に力があればいいんだと思いました。原作の小説より勝っていたという点でも感動します。この監督の最後の作品にならないことを祈って挙げておきます。
4について。映画=人生であるということを毎回突きつけられます。これから大変化を遂げていく中国で彼がどんな作品を残していくのかが見守る必要があります。逆に言えば、彼の作品を見ることが、中国を見守っていくことになるはずです。
5について。監督の自画像。ファンにとってはたまらない作品。ファンにとってはきわめて愉快なコラージュになっています。この後の動きも見逃せません。
来年も頑張って本数を稼ぎたいと思います。
夜はテレビが忙しいので朝に書き込んでいます。このブログを見ていただいた皆様、今年もありがとうございました。誰が見ているのかよく分かりませんが、来年も人に迷惑をかけない程度に書き込んでいくつもりです。暇なときにお付き合いください。